昨年末のことになりますが、秩父の三峯神社に行ってきました。

毎年年末に行っています^^
前回の様子はこちら →
☆一昨年は雪がありましたが、今回は全くなくてとても気持ちの良い日でした。
年末の忙しい時に、まる一日を費やします(^_^;)
片道4時間半かけてお参りする意味・・・
『一年間我が家に祀ってあった御札を納めて、無事を感謝し、また次の年の幸を願う』
本当は夫、娘、息子、私、家族揃って行きたかったのですが・・・(もう4人で行くこともないかな~と思うので)、
娘が風邪をこじらせていて、叶いませんでした(>_<)

御神木に守られた拝殿

拝殿に上がって、祈祷を受けて御札をいただきました。
天気は良くても -3℃の気温だそうで、外気温と変わらない拝殿は、30分ほどの祈祷の間に足先が寒さでしびれるように冷えてきます。
でも寒ければ寒いほどご利益があるような気がして・・・(笑)

2本の御神木が青い空にむかって、伸びやかに立っていました。

清々しい空気に癒されます。

お蕎麦屋さんの店先に、美味しそうな干し柿が冬の陽に映えていました。

以前、売り物ではないのを無理を言っていくつか買い求めたのですが、この日お店はお休み(^_^;)
次の日の大晦日に備えて、仕込みで忙しかったのでしょう。
さて、今年の御札は・・・・・

学業成就がかなった息子が開運に代えただけで、あとは昨年と同じです。
娘は毎年「心願成就」と「必勝」~~
やっぱりすべてに勝つ!!! そうです。
勝ち続ける人生ってあるのかな?
勝つつもりで何事にも取り組むっていうことでしょうね。
「勝つ」といっても誰かに勝つというということではなく、自分の決めた目標に向かって生きていく、自分の気持ちに負けない、という覚悟なんだろうと母は思うのです。
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社務所で御札の受付を待っているとき、前の40歳くらい?の女性の声が聞こえてきてしまいました。
とても深刻そうな様子で、どんな願い事にしたらいいか受付の方に相談されていました。
3人のお子さんの子育てに悩まれているようでした。
この子は引きこもりなんです・・・と、人に聞こえるような場所で語ってしまうほど、追い詰められているのだと感じました。
たった一人でこんな山の上まで来ている、ということは誰にも相談できず、力になってくれる家族もいないということなのでしょうか。
夫や息子と「何の願いごとにする?いつもと同じでいいか~」なんて言っている私たちは、真剣さに欠けると反省しました。
拝殿での御祈祷の最中も、その方のことがつい気になってしまいました。
終わってから、できることなら「お母さんの笑顔が一番の魔法だから」と声をかけたい衝動に駆られましたが、まさか赤の他人がそんなことを言うわけにもいかず・・・
ただその方のお幸せを心の中で祈るばかりでした。
大人になり、生涯の伴侶を求め、結婚したら子どもを望む。
子どもが授かり無事に生まれて、幸せな気持ちに包まれる。
子どもの幸せをただ願い、親は良かれと思って子育てをする。
なのに、いつかどこかで歯車が狂うこともある。
様々なことを感じた三峯参拝でした。