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曲がり角の向こうには ♪  続き その2




17年ぶりの社会復帰は、浦島太郎状態で戸惑うことばかり・・・
それでも目の前の生徒にとっては、私も一人前の教員なのですから、とにかく必死でした。

年下の先生であろうと誰であろうと、とにかくわからないことは聞く!
プライドは完全に捨てました。
あ、もともとプライドなんてなかったかも^^

齢を重ねていいことは、つまらないプライドから自由になれること。
それを人は、「図々しい」というのかな(笑)


そして、良い指導をしている先生を手本にして、とりあえず真似をすることから始めました。
ある時、ある先生から、お手紙をいただきました。
そこにはアドバイス?ご注意?が、事細かに書かれていました。
若い頃の私だったら、気持ちよく受け取れたでしょうか?

でもその時の私は、ただありがたい、と思いました。
こんな私のために時間を割いてくれて、考えつつペンを走らせてくれたのです。
もちろんそれはたぶん私のためではなく、私の担当する生徒がしっかりした指導を受けることをできるように、と案じたからだと思います。


有難いことに一年ごとの採用は続いて行って、常勤で10年、非常勤で4年(最後は2か月でしたが)、同じ学校で勤務することができました。

自分の足で立って、自分の頭で考えて、自分の手を動かす。
誰かの奥さんでもなく、誰々ちゃんのママでもない、社会人としての自分。
責任と義務のある毎日。



たくさんの可愛い生徒たちと素敵なお母様方との出会いがありました。
見識が高く、尊敬できる先生方に多くのことを学びました。
若くても理解力があって、努力を怠らない頼もしい先生方と一緒に仕事もできました。

もちろん大変なこともありましたが、
学校にいるときは本当によくしゃべって、笑って、
自分が生き生きしているといつも感じていました。


仕事を始める前、すべてに自信を無くして、自分が嫌いになりかけていました。
でも今の私はちょっと好きです(*^_^*)

やっとここにたどり着いた、という感じです。



*****


お嬢様女子大生から教員になったときも、
仕事より結婚を選んだ時も、
専業主婦からフルタイムで働くことに決めたときも、
曲がり角の向こうに何があるかなんてわからない。
だからとりあえずやってみよう、ダメだったらその時考えればいい。

もし結婚を選ばずにあのまま教員を続けていたら、今の私にはなれなかった・・・


使い古された言葉かもしれないけれど、「人生で無駄なことは何一つない。」と思います。
思い通りにならない子育てに悩み、家庭にいる閉塞感を感じた専業主婦時代があったからこそ、若い時よりずっとお母様方の気持ちが分かるようになりました。



*****


9年前の春に母は亡くなりました。

気の強い母に反発を覚えたこともありましたが、
教員免許を取るように言ってくれたこと、今では心から感謝しています。


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by mayuminn620 | 2016-04-04 12:27 | 日々の暮らし | Comments(0)