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冬の陽だまりに・・・




昨日、友のお別れに行ってきました。

美しくて聡明で、いつもやわらかな温かい空気をまとっているような人でした。
そして、美しいまま旅立ってしまいました。


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大学時代から変わらない、少女のような雰囲気のままの彼女。


子ども時代、学生時代、結婚式、お子様たちと、ご夫婦二人旅、
そしてつい最近撮られたであろう、お孫さんの七五三を祝う家族写真。
たくさん写真が飾られていましたが、その中に2年前の写真もありました。

2年前、国文科の友4人が集まったときに、お店の方に撮ってもらった写真。
彼女を中心に、笑顔いっぱいの私たちでした。

そのとき(→)は、2年後にこんなつらい別れがあるなんて、想像できませんでした。


* * * * * * * * * *


大学3年生の冬2月、何人かでサンフラワー号に乗って和歌山まで行って、
そこから奈良方面に旅をしたことがありました。

途中、十津川渓谷にかかる谷瀬の吊り橋に寄りました。

高い所が苦手な私は、10mちょっと行ったところでギブアップ・・・
他の人も途中で引き返してきました。

ところが、彼女だけは飄々とした表情で、軽々と向こう岸まで渡って帰ってきました。

その時の彼女の、「こんなこと大したことじゃないでしょ?」というような、
爽やかな笑顔を思い出しました。


清純な乙女の雰囲気で、シスターになっても似合いそう、なんて勝手に思っていた私たち。

彼女がお見合して大学4年のうちに結婚したのには、やっぱり驚かされました。
お相手は10歳年上のドクター。
こんなに可愛らしくて若いお嫁さんをもらうなんて、どれだけ羨ましがられたことでしょう。

卒業式に婚約者が列席するのは珍しくない大学で、ご結婚される方もちらほらいましたが、
まさか自分の身近にいたなんて。。。


その頃の私はこれから自分が社会に出てどう生きていくのか、何ができるのか、何を目指すのか、不安と期待でいっぱいでした。

結婚、なんていう言葉はまぶしくて、自分の身に置き換えることが全くできませんでした。

ここでも軽々と人生の橋を渡っていく彼女を見ました。


* * * * * * * * * *


ご主人様のご挨拶の中に、
「優しい妻ですが、芯が強くて、いざという時はいつも私の背中を押してくれました。年も離れているから、まさか私より先に逝ってしまうとは・・・」と。

優しい旦那様と頼もしい3人の息子さんたちに守られて大切にされたことも、
趣味を生き生きと楽しんだことも、
ママ友たちに慕われて、楽しく時間を過ごしたことも、

愛の溢れる素敵な人生を過ごされたことが、しみじみと伝わってきました。


4年前に病気がわかって闘病して、でも2年前に会った時はいつもの笑顔、優しい声、美しさもそのままでした。

もっと会いに行けば良かった・・・
そう今さら思っても、遅いのです。



by mayuminn620 | 2016-12-04 15:24 | 日々の暮らし | Comments(0)