2014年 07月 17日
トローサへ <スウェーデンの旅 3日目 前編>
誰も頼る人がいない朝、ものすごく早く目が覚めた私は、こんなことをして遊んでいました。(笑)
今日はストックホルムから電車とバスを乗り継いで、トローサという町に行ってみようと思いました。
ストックホルム中央駅から、Södertälje hamn(読めません^^)駅まで郊外電車で40分、さらに
トローサ行きのバス802番に乗り換えて約50分、とガイドブックに書いてありました。
まずなんとかSödertälje hamn駅までたどり着きました。
小さな田舎町なのでうろうろ探したら、バス停も見つかりました。
バスは1時間に2本くらいしかなく、待つ間に港の風景を撮っていました。
さてバスがやってきて乗ろうとしたら、かなり年配の運転手さんに、私の持っていた72時間有効のツーリストカードが使えないエリアだと言われてしまいました。
クレジットカードもダメ、現金は持ってないの?と言われ、66クローネだから100クローネを出したら、おつりも出せないよ~と。
あーーーいったいどうしたらいいの!?と困り果てていると、「細かいお金を全部出してみなさい。」と言ってくれました。
ところが64クローネしかありません。(ちなみに、100クローネは1500円~1600円くらい)
まあこれでいいよ~~みたいな感じだったので、満面の笑顔で"Thank you so much!"を繰り返してさっさと乗り込みました。
ちょっと近くの町まで行ってみよう!と気軽に考えていたのに、
市バスが高速みたいな道をビュンビュン飛ばしていくので、トローサって遠かったんだ・・・と気づく始末。
トホホ。。
でも何とか着きました!!
「hamn」って、港という意味なんですね。
小さな売店のおじさんに聞いて、町の地図をもらいました。
皆さん英語は話せるので、私のたどたどしい英語もちゃんと理解してくれます・・・あはは~
ただ標識や表示がスウェーデン語なので、想像するしかありません。
トローサの町は運河の両側に北欧独特の赤い建物や、可愛い家々が並んでいます。
観光名所というよりは、スウェーデンの人たちが遊びに来る場所のようでした。
ここでは一人の日本人にも会いませんでした。
日本人のちっこいおばさんが、大きなカメラを持って熱心に?写真を撮っている様子は
おかしかったでしょうね。
とあるお宅の前で、おじいさんが物珍しそうにこちらを見ていたので、
思い切って "Hi!" と声をかけてみました。
"Are you a cameraman?" というので、
"I'm not a cameraman yet. But I'll be a famous photographer some day!"
と言うと、おじいさんは笑っていました。
そして家の中から、この辺りの古い街並みの写真が載っている本を見せてくれました。
横浜のこともよく知っていて、カトリックの人がたくさん住んでいるよね?あなたは?と聞かれ、カトリックでないけれど、カトリックの学校で16年間学びましたよ。といった話など、
私、英語で立ち話できました\(^o^)/
英語の成績はけっこう良かったのに、会話は本当に苦手でダメだったのです。
普通の人から見たらこんなレベルで喜んでいるなんて、と笑われそうですが・・・
別れ際も、"It was nice talking to you!" と笑顔で言えて、とっても嬉しかったです。
実はNHKのラジオ講座「英会話タイムトライアル」のおかげです。
この日の冒険(笑)はまだまだ続く・・・
by mayuminn620
| 2014-07-17 08:00
| 旅行