2014年 07月 13日
ストックホルムへ ~ 森の墓地 <スウェーデンの旅 1日目>
いよいよデンマークともお別れ。
ふと目を覚ますと、美しい朝焼けが窓の外に広がっていました。
まずコペンハーゲン中央駅から電車で30分、スウェーデンの最南端の町、マルメに向かいます。
マルメからは特急列車に乗り換えます。
娘が勝手に(笑)良いほうの席を予約していたので、座席もゆったり、大きなテーブルで向かい合わせの旅です。
飲み物やお菓子、果物もフリーです。
のんびりした田園風景が広がる車窓を眺めながら、5時間でスウェーデンの首都ストックホルムに到着しました。
宿泊するホテルは駅から徒歩5分のフレイズホテル。
ホテルの様子はまた次回に。
荷物を置いてすぐ出かけました。
地下鉄を15分ほど乗り、少し歩いて世界遺産のスゴーグスシュルコゴーデン~森の墓地~に行きました。
「人は死ぬと森に還る」という考えに基づいて作られた10万ヘクタールに及ぶ、礼拝堂や火葬場などのある墓地です。
小さな森の礼拝堂や他にも礼拝堂があります。
そこでお別れの礼拝をして、地下にある火葬場にお棺は移されます。
その間に遺族は888メートルある森の小道を、亡くなった人の思い出を語り合いながら歩き、その先にある復活の礼拝堂で遺骨を受け取るのだそうです。
松林の中に溶け込むかのように墓石があります。
とても可愛らしいお墓がありました。彫刻された白い鳩が寄り添っています。
ここは瞑想の丘と呼ばれています。
生きている人と死者とが共に大きな自然に抱かれているような、心が満たされる場所でした。
旧市街のガムラスタンで地下鉄を降りて、しばらく散策をして、広場に面したレストランに入りました。
by mayuminn620
| 2014-07-13 00:21
| 旅行